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廃れた病人は語りを綴らん

長年うつ病に悩まされながらも何とか生きている40歳の物語です。

自作スピーカーを作り始める(1号機)

スピーカーが欲しいと感じた頃の事だ。
ネットで検索してみたり、ハードオフで中古品を見て回るようになった。
その中で一番惹かれたのが3Wayスピーカーだった。
そして、市場に出回っているスピーカーはバスレフ型が多かった。
(基本的には箱の前後に穴の開いた形状)


何となく反抗心だろうか?
それとも普通に作るのが面白くなかったのか??



密閉型の3Wayスピーカー
を自作する事に決定した。


今思うと2Wayでも良かったのでは??
と今でも思う。

そうすればネットワークにアホみたいな資金をつぎ込むこともなかったのだろうにと若干後悔している…。
今更ながらに3WAYのネットワークに関して、ここまでお金がかかるとは思わなかった(泣)


3Wayの自作スピーカーにあたって必要なユニットの内
ツィーター(高音)とウーファー(低音)は手元に有ったので、残るはスコーカー(中音)の部分が必要になった。

スコーカーを探すが余りなさそうな気配がした。
そこでフルレンジ(全体域)から選ぶことにする。

で、選んだのがPeerless TC10FG00-04というユニット


www.digikey.jp


…何でこんなの選んだんだろうね。
多分、ツィーターの能率と同じぐらいのを探してたからかな。
後は手元にあるユニットが4Ωだったのも。
普通は8Ωのスピーカーユニット買う人が多い…はず??

使ってみての感想が…


能率強すぎるwww


手持ちのウーファーだと低音が弱くて聴こえない(´Д⊂ヽ
同じ能率のウーファーでも10~15Ωの抵抗
ダブルウーファーにしても5~10Ω分ぐらいを接続しないと合わなかった。


まぁ、買ってしまったので揃ったユニットに合わせてエンクロージャー(箱)を作成した。


そして失敗した1号機(´Д⊂ヽ


その写真がこちら


f:id:faloron:20210924141617j:plain


…見た目は気にするな(´_ゝ`)
ツィーターはこの上に載せようかと思ってた。

で、何がダメだったかと言うと。


1.密閉型なのに、ユニットの後ろからでる逆位相が互いに影響を与えてる。もしくは漏れてる。
2.横幅のサイズが1~2cm大きくてTVの横に入らない。
3.エンクロージャーの材料の選び間違え
4.色塗中にポカやらかした。


2に関しては削れば問題ない。
4はサンドペーパーで削って塗りなおせば問題なし。
3は使用した板がシナ合板だが密度が低いことかな。

で、問題が①

ユニットの出す音の周波数範囲を決める為のネットワークを構成中に気づいてしまった。
片方ずつ音出しをしていた最中でスコーカー側から

ウーファーの逆位相が漏れていると。

スコーカー側を蓋して周波数の再測定をしたら、低音の音圧がUPした…と。
せめて、色塗る前に気づきたかったOTL


そうして、試作品と言う名前の2号機の作成へと続く。

自作スピーカーを作る羽目になった件について②

前回の件で別のスピーカーを買う事を検討。
近くの電気屋で見てもコンポ付きとかあるが、それ以外は…と言う事でAmazonにて検索する事に。

そして候補に挙がったのがEdifierメーカーのED-S880DB



3万円ぐらいでハイレゾ対応、USB-DAC付き
TV横に置けるぐらいのコンパクトサイズだ。
ただしリモコンに問題がある見たいだが

もう一つはより低音の強いEdifier S2000MKIII



こちらは当時お値段が42000円だったが、今は値上がりした模様。
残念ながらサイズ的にTV横に置くには厳しかった。
後はレビューが少なくて躊躇したのもあったのかなぁと。


ここで大人しくS880DBの方を買っておけば。
コスパにも安上がりで自作することにもならなかったのだろうに。


…気が付いたら手元にツィーターが2つ購入していた。
どちらもハイレゾ対応=40KHzまで再生できるかどうかの意味もあって買った気がする。

まず一つ目がこちらなのだが…



安かったんだろうか?
何気なく1つだけ購入していた。

若干ザラザラした音をしているが力強い音圧をしている。

そして、もう一つがこちらの



peerlessよりもソフトな感じがするが、よりザラザラした音がして気になった。
ザラザラした音=分解能力の高い音と言う事だろうか?
何となくだが、ノイズが入ってるようなゴチャゴチャしてて違和感を感じていた。

この頃にはフィルムコンデンサーも購入していた。
コンデンサーに関しては、以前に購入したスピーカーについていた電解コンデンサー(1.0uF)との違いを確かめる為だったと思う。

この辺りで自作スピーカーに挑戦するのではなく、市販のスピーカーを買っておけば良かったのだが…。


自作スピーカーの制作に踏み切った辺りと言えば3月に入った頃だった。

丁度その頃にPaypayを利用し始めたことがきっかけで、ポイントが幾つか溜まっていた。
このポイントで何か買えるのかなぁと思ってスピーカーユニットを検索すると、とある一つのウーファーを発見した。


store.shopping.yahoo.co.jp


思わずぽちっとしてしまった(笑)


その数日後にはもう一つ(ペア用)を購入し、ケーブルも揃え始める。
安いアンプや真空管アンプなども購入してしまう。


この時点で自作スピーカーの泥道へと踏み込んだようだ。


そして出来上がったのが失敗作の1号機となる結末へ…。

自作スピーカーを作る羽目になった件について①

今年に入ってから普通のスピーカーが欲しくなったのが始まり。
それまではTVに繋いで音楽を聴いていたが、ちゃんとしたスピーカーで聴いた音楽はどのような感じなのかが気になった。

今だから言えるが、TVのスピーカーは能率が低い
しかも低音は全然出ていなかった。(350Hzから下は全くなし)
バスブーストはあるが中途半端な代物だと、後から測定して気づいた。


f:id:faloron:20210917115835j:plain


青色がTVの再生周波数
赤色が現在作成中の3Way4スピーカー(片側のみ)

測定時のVolは60まで上げても現在作成中と比べても歴然の差。
この状態だと映画とか観ても迫力何て皆無だ。


そこで取敢えずは安物のスピーカーを電気屋で買う事にした。
で、買ったのがサンワサプライのMM-SPL6BK



周波数特性が20Hz~100Hzという代物…だったがこれは詐欺レベルであった。

後から気づいたことだが、周波数特性の表記に(±10db)という記載が有ればある程度は信頼出来る。
逆に無い場合は、取敢えずは出てますけどフラットではありませんよ。

取敢えず繋いでみて音楽を聴いてみた。


(´・ω・`)


外箱(エンクロージャー)がプラスチック系統なのか?
それとも中に吸音材が入ってないからか。


音がキンキンしてまともに聴けたレベルじゃない。


結局の所別のスピーカーを買う事を検討した。


~後日談①~

中を分解してみましたけど、吸音材全くなし
エンクロージャーを段ボールにしてみるとそれなりに聞けた音に(笑)

ウーファーと記載されてるけどフルレンジじゃねぇ??
ツィーターの裏には4Ω3Wと表記されているので、ウーファー側は7Wの出力と予想。

ツィーターに電解コンデンサーが1.0uF付いている程度。
なので、ツィーターからは微かに音が聞こえるレベルです。


~後日談②~

基盤が壊れました(´Д⊂ヽ

こうなれば…遊びまくってやる!!
と言う事でフルレンジ側の表面をぺりぺり捲りました。
 
ツィーターは片方凹みまくって修正不可です。
音は出ますけどね。