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廃れた病人は語りを綴らん

長年うつ病に悩まされながらも何とか生きている40歳の物語です。

自作スピーカーを作り始める(2号機or試作品①)

前回色塗りまで終えた1号機は失敗と化した。
ウーファーとスコーカーの逆位相が漏れている為、本来の密閉型とは違う不完全な物が出来上がってしまったからだ。

そこで2号機はウーファー側とスコーカー+ツィーター側に分割して作る事にした。

スコーカー側は取敢えず1号機の片方を分解して作成。
(1号機はペア作成だが、2号機は片方のみ)

ウーファー側は外側にシナベニア板9mm、内側にMDF材9mmを使用
前回はシナランバー18mmを使用していた。

それぞれの違いは、密度や硬さに関係している。

シナランバーは強度は弱く、密度は0.4~0.5と低い。
シナベニア板は強度は並みレベル、密度は0.5~0.6。
MDF材は強度は弱く、密度は0.6~0.7程になっている。

ちなみに、シナベニア板とシナランバーの違いとしては
両方とも表面には薄いシナ材が付いているが、中身が違うという点だ。

例えば、同じ12mmでも
シナランバーは表裏に0.5mm?ずつのシナ材があり、残りはランバーコア材があるのみ。
シナベニヤ板は表裏は一緒だが、中芯にもシナ材が使用されており、その間にはベニヤ板が数層重ねてある。

詳しくはこちらへ

kura-ya.net


で、試作品(2号機)が片側だけ一応完成したのだが…。


容積量の計算ミスってた(;゚Д゚)


本来なら13L以上の体面積が必要なのだが、12.7Lの容積で作成してた。
その結果、またしても本来よりも若干低音が弱いものが出来上がってしまった。

そこで端材を使い後ろに3㎝延長する事で容積を13L以上に無理やり増やしたが(笑)


ちなみにだが、ウーファーを新しいものに変更した。
Dayton Audio DC130B-4を購入した。



以前のウーファーはどうも能率が低い感じがしてた。
一応再生周波数の測定をした結果でだ。
フルレンジ側と同じぐらいの能率を探す中でこの製品を発見。

本来は16㎝ぐらいが欲しかったが、同能率のユニットが見つからず。
合っても高いのか、条件に該当してなかったり、購入までに時間がかかったりと。

それでも自分の難聴体質のせいか、どうしても低音不足は否めなかった。
それとも、コーテッドペーパーコーン?のせいか音の厚みがあるがぼやけて聴こえる。
能率は似たようなレベルのはずが、スコーカー側の音が強く聴こえ…るのは耳のせいか?


一応だが、ウーファー側の作成も出来たのでスコーカー&ツィーター側のエンクロージャーも作成に取り掛かるが、ここでも失敗する。

同じシナ9mmの2枚重ねで作成しようとしたが


間違えて12mmでカットしてしまった(´・ω・`)


まぁ、やってしまったのは仕方ないので試作品と言う事でそのまま作成に取り掛かった訳だが…。

その後の展開は②へ続く。