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廃れた病人は語りを綴らん

長年うつ病に悩まされながらも何とか生きている40歳の物語です。

うつ病の始まり(最初の職場編)

始まりは7年前、2013年11月辺りに手の震えが止まらないようになってきたことだった。

 

新しい機械の担当になり、覚えることや仕事量が増え残業時間も増えた。

元々の性格も影響してるだろう。

几帳面で心配性な性格は仕事で度々ストレスをため込んでいた。

 

以前から色んなオフ会や合コンなどに参加して彼女を作ろうともしていたが、あまりにも振られっぱなしで上手くいかないのもあって、この時期になるともう諦めるようになった。

 

自分は何をやっているんだろうか?

 

次第に何をしても楽しめなくなってきたのだ。

 

~ 負担の低下と気持ちの向上 ~

 

やがて医者から転職や求職を勧められたが、上司と相談し6月頃から1年間補助と雑用としての仕事に変更してもらった。各自の負担が増加してたのもあり他の人の負担を減らす役割として働くことになった。

 

元々交代制でやってた仕事だったので、日勤に変わったことで給料は下がったものの、仕事自体は特に過大なストレスを貯めることなくやれて良かった。

 

むしろ他の人の手伝いと言う仕事は自分にとって合っていたんだろう。そんな気持ちが芽生えていた。

そうする内にうつ病も少しは収まってきた頃、小説家になろうを見ていた自分は小説を書いてみたいという気持ちが沸き挑戦してみることにした。

 

しかし、その状況は新しい部署へ移動と言う形により悪化することへ。

 

~ 部署移動、うつ病の悪化 ~

 

正社員だから今の仕事を続けるのは良くない。

安い賃金で新しい派遣の人をいれるから。

ちょうど他所の部署で一人異動することになったのなどが主な理由だそうだ。

 

上司からは「うつ状態であることを伝えておく」「仕事自体は楽だから」と言われたので渋々了承した。当時の自分は新しい部署に行けば改善されるだろうとも思っていた。

 

そして2015年6月。

新しい部署移動して仕事してみた訳だが…

 

「何が仕事楽なんだよ( ゚Д゚)」

 

ちなみに部署は物流管理課と言う所でした。

3カ月目の日記には「毎日が辛くなった」と書いてあった。

 

残業も以前よりはるかに増え、仕事にスピードが求められる。職場の環境は最悪な部類に入る。夏場の倉庫は冷房も付いておらず50℃近くまで上昇。

上司も最初だけは対応してくれてたんですが、4日目からは殆ど放置。後は周りの人に手あたり次第聞くしかなかった。ちょっとした事でも怒られることが多数あった。

俺がうつ状態であるのを上司は本当に知ってるのかが疑問に思えた。

友達からも左遷だ。とか言われた。

次第に体力も気力も失い、それまで挑戦していた小説も書けなくなってしまう。

 

私生活にでも以前から友達カップルが結婚しだいた。

いつも集まってたメンバー内でも最後のカップルがついに結婚することになった。

少し前からみんなと集まって遊ぶ機会が減ってきていたが、これでもうみんなと集まる機会もなくなるなぁと思い孤独感が増した。

 

実際に、この後は殆ど集まることもなく、連絡も取らないような展開へと発展していった。(結婚後はともかく、子供が生まれると忙しくなってくるようだ)

 

部署移動してから数か月後、仕事は大変だけどようやく慣れてきたところだった。

そんな状況で人生初のまともな彼女が出来ました。しかも一回り下という12歳差。ようやく俺にも春が来たのかなぁ~。そんな気分だった。

 

続く。